縄文川柳

縄文時代は争いや戦争のない平和な時代であったといわれております。しかし一方で、きびしい掟もあったと言われていますが、お互いに約束したこと、ムラや集落のきまりを守ったから平和に暮らすことができたのでしょう。厳しい自然環境の中で生きるためには、お互いに協力し合い、助けあうことが必要だったと思われます。

 

毎年、笹山の地で縄文川柳の大会を実施しております。皆様の俳句をお待ちしております。

 

 

縄文の 天下泰平 うらやまし    蔵品泰治 吟

 

主催:縄文川柳大会実行委員会

課題   毎年変わります

応募時期  毎年7月頃

入選発表・表彰式  毎年9月頃

会場   笹山遺跡「笹山縄文館」にて開催

第四回 縄文川柳大会

平成29年9月16日 於 笹山縄文館

一般の部・ジュニアの部合わせて886句 421名の参加をいただきました。ありがとうございました。

▼一般の部   選者 松田 ていこ

課題 「絆」

 

<縄文大賞>

吹きたわれ「縄文の丘」この里に     根津 淑子

 

<準賞>

一生の宝あなたに逢えたこと       村越 勇気

赤々と永遠の絆を炎に描く        藤木 悌次

ああ絆底を流れる愛その他        石川 実也子

仏壇に絶やさぬ亡母の好きな花      山倉 洋子

雑草の絆きみたち見てごらん       丸山 健三

 

<選者吟>

雪炎(ゆきほむら)わたしの父を視ましたか

 

 

 

▼ジュニアの部   選者 中澤 光路

課題 「友」

 

<最優秀賞>

土器を観て友とは何か考える       佐藤 空

 

<優秀賞>

ともだちにごめんといったらなかなおり  さくらいよしの

やさしさのバトンをつなぐ心の手     鈴木 茉波

縄文の知恵があるから今がある      千原 愛結

さようならえがおでかえろまたあした   市村 梨歩

友とならマンモスだって倒せるさ     斉藤 愛斗

 

<選者吟>

寄り添って肩に手をおく友がいる

 

 第三回 縄文川柳大会

平成28年9月17日 於 笹山縄文館

課題 「土(つち)、平和(へいわ)」

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▼一般の部   選者 松田 ていこ

<縄文大賞>

土を出て 土に還って ゆく旅路           杉山 太郎

<準賞>

雪焔(ゆきほむら) あなたが平和の 使者となる    桾澤 紀子

たらちねの 母の匂いの する土偶          村山 芳司

菅笠を 脱げば千枚田のワルツ            大谷 晋一郎

土器抱けば 縄文の夢 語り出す           砂山 悦子

恙なく 白い椿は 白く咲く             嶋村 幸

 

<選者吟>

ひとひらの 土器の割れ目に 棲む蛍

 

 

 

▼ジュニアの部   選者 中澤 光路

<最優秀賞>

じょうもんの 土がおしえる おもいやり        蕪木 太輝

<優秀賞>

縄文の 平和の火たち 今ともる            田村 桐斗

じょうもんは みんなの心で いきている        岩田 岬

土使い 国宝できた わあすごい            須藤 涼那

じょうもんどき 昔も今も たからもの         高橋 日菜

笹山の 誇りとなった 雪炎(ゆきほむら)       高田 敬太

<選者吟>

八月の 空へひたすら 祷るのみ

第二回縄文川柳大会

 

平成27年9月19日 於 笹山縄文館

 

課題 「炎(ほむら)、灯(ひ)」

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▼一般の部   選者 松田ていこ

<入選一席>

正夢に 世界を結ぶ 五輪の炎       桾澤 英男

<入選二席>

古代(いにしえ)の 夕餉の炎 愛に勝つ   永井 勝彦

笹山の 炎を捧ぐ 競技場         池田 翔風

<入選三席>

縄文の炎を 宿す太郎の 瞳木下      草風

縄文の ひとかけらから 灯のにおい    村越 勇気

雪炎 お前は誰と 語りたい        田村 均

<選者吟>

深々と 祷りのすがた 雪炎

 

 

▼ジュニアの部   選者 中澤 光路

<最優秀賞>

美しき 土器は歴史の 道しるべ       渡辺 利都

<優秀賞>

ほのおはね オレンジいろの たいようだ   橋本 あいな

かえん土器 じょうもん時代 よみがえる   星名 日々

あたたかい もえる炎が すてきだな     山岸 野乃

じょうもんは いまとむかしの つながりだ  大島 快斗

火がともって ようせいが でてくるよ    山本 柊佳

<選者吟>

天と地のはざまで炎湧きあがる