2020年末から2021年初頭にかけて、大雪に見舞われました。笹山でも、事務局が今まで経験したことのない大雪で・・・。
今回は、久しぶりの晴れ間になったので、竪穴式住居の維持管理作業の様子を見てみましょう。特集でお送りいたします。
ちなみに、本来ですと、今日は十日町雪まつりが開催されるはずであった日です。今日はいつになく穏やかな笹山でした。
もう、入り口の時点で車の身長を超えています。維持管理のためにこの積雪であっても毎週1回、火焚きの作業を行っております。
ここからは、カンジキと呼ばれる長靴に取り付ける竹の枠を使って移動します。長靴そのままだと、雪に足を取られて動けなくなります。
スノーダンプで雪をどけながら入り口を確保します。スノーダンプは頼りになる「吉鉄」と「クマ武」です。作業員の自前ですが。昔の縄文人はもちろん、スノーダンプは持っていませんでした。それを思うと、楽に除雪ができるスノーダンプは画期的な発明であることを感じます。
雪を階段上に加工して入口を作ります。雪が積もりすぎて、雪のトンネルのようです。
中ではいつも通りの焚き火の風景。この光景は5,000年前から変わらない風景である・・・・はずです。
次の竪穴式住居に向かいます。こっちの方が背が低いのですっかりと雪の中に埋まってしまいました。
こっちもさきほどの住居と同様に階段状にして掘っていきます。
中ではいつも通りの焚き火の様子。とても暖かです。
突如、上方より光の矢というか、階段というか、何でしょうか?
住居内の煙が太陽光に反射して光の矢に見えます。
光の矢の元で粛々と火を焚きます。なんかカッコいい。
今回は以上です。雪消えが待ち遠しいなあ。
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