笹山日記
今年は昨年開くことができなかった「大地の芸術祭」が開催されています。
中条地区にも作品ができますので、作家さんが下見に来ました。
これから制作を開始し、夏には完成して公開されます。
https://www.echigo-tsumari.jp/art/artwork/here-upon/



年末から全く投稿していませんでした。失礼いたしました。
その間にすっかり春めいてきました。
とは言うものの、まだ積雪は投稿時点で1メートルくらい。
でも、これがあと10日もすればみんな消えてしまうんです。春はもうすぐそこです。
ただいま、第24回笹山じょうもん市の開催に向けて水面下で動いています。イベントが無事にできますように。


この時期によくみられるのが「雪割り」と言われる作業。雪消えを早めるために、こうやって凹凸を作ります。大変な作業です。

この辺りは冬季間は除雪車によって雪を積み上げたところです。雪割りをすることで他の場所と同じくらいに雪が消えます。

大変な作業・・・と書きましたが、最近はパワーショベルの登場で作業が楽になりました。これは、笹山野球場の取付道路の雪割りと除雪の作業のものです。こちらも早く野球シーズンが待ち遠しい所です。

笹山も陸上競技場や笹山野球場がありますので、現代風に除雪維持管理を行います。現代って便利になりましたね!!!!文明に感謝です。

あの大雪はどこに行ったのでしょうか?例年にない大雪でところどころ倒木などの被害が報告される中、雪消えは平年並みでした。4月15日に雪囲いを外し、竪穴式住居もいつもどおりになりました。でももうちょっとだけ雪景色です。
あと数日で雪は消えるものと思われます。

笹山縄文館も雪囲いを外していつも通りになりました。
2020年末から2021年初頭にかけて、大雪に見舞われました。笹山でも、事務局が今まで経験したことのない大雪で・・・。
今回は、久しぶりの晴れ間になったので、竪穴式住居の維持管理作業の様子を見てみましょう。特集でお送りいたします。

ちなみに、本来ですと、今日は十日町雪まつりが開催されるはずであった日です。今日はいつになく穏やかな笹山でした。


もう、入り口の時点で車の身長を超えています。維持管理のためにこの積雪であっても毎週1回、火焚きの作業を行っております。

ここからは、カンジキと呼ばれる長靴に取り付ける竹の枠を使って移動します。長靴そのままだと、雪に足を取られて動けなくなります。

スノーダンプで雪をどけながら入り口を確保します。スノーダンプは頼りになる「吉鉄」と「クマ武」です。作業員の自前ですが。昔の縄文人はもちろん、スノーダンプは持っていませんでした。それを思うと、楽に除雪ができるスノーダンプは画期的な発明であることを感じます。

雪を階段上に加工して入口を作ります。雪が積もりすぎて、雪のトンネルのようです。



中ではいつも通りの焚き火の風景。この光景は5,000年前から変わらない風景である・・・・はずです。

次の竪穴式住居に向かいます。こっちの方が背が低いのですっかりと雪の中に埋まってしまいました。

こっちもさきほどの住居と同様に階段状にして掘っていきます。


中ではいつも通りの焚き火の様子。とても暖かです。

突如、上方より光の矢というか、階段というか、何でしょうか?
住居内の煙が太陽光に反射して光の矢に見えます。


光の矢の元で粛々と火を焚きます。なんかカッコいい。
今回は以上です。雪消えが待ち遠しいなあ。
新年明けてしまいましたが、昨年に撮りためたネタです。
(ネタ1)笹山に虹が出ました。2020年11月4日
笹山縄文ツアーズの準備作業を行っていたところ、急に虹が出ました。この日は天候が悪く、笹山遺跡も足元が非常に悪い状態でした。管理車両の轍もあまり付けたくないものですが仕方ありませんね。


(ネタ2)秋の笹山 2020年11月15日
笹山遺跡で「Oh!むかしマルシェ」のイベント終了後の風景です。初冬なのにこの日は天気が良くなり、イベントは大盛況に終わりました。昼間は賑やかでしたが、イベントが終わってオレンジ色の世界になるとちょっと寂しさが出てきます。

(ネタ3)ポロシリの葬儀 2020年11月21日
当NPOの初代理事長を務められたポロシリがお亡くなりになりました。喪主様の計らいで、自宅出棺後に笹山遺跡を通過してくださいました。理事役員でお見送りいたしました。
ポロシリよ、ありがとう。安らかにお眠りください。

(ネタ4)大雪 2020年12月20日
12月中旬からの大雪は一気に積雪が1メートルを超えました。大雪には慣れているのですが、ここまで急に降ると大変です。
